たびのしおり。
クラフトビールにハマるようになり、びーる関連の書物なども少々読むようになったものの、醸造部門の話になると別世界の話。
愚者は経験に学ばないとピンとこんのじゃい!よろしく体で覚えたいと思ってたところに渡りに船で募集を発見。間髪入れずに申し込んでいました。
どこかの飲み屋さんで見た顔も、初見さんも入り乱れて約20名程のバスツアー。
たまたま直前のびーる愛飲会でお会いした方がたまたま参加されていたので、道中もそうそう退屈すること無く約2時間半かけての旅路も順調に進みます。
いばらいがー握手&撮影会
いばらいがーましーん。
ぎゅうまん。
木造の趣の木内酒造さんに到着し、
暖簾をくぐり…
別棟へ入ると…
醸造釜のお出迎え。
嫌が応にもテンションは上がります。
今回は参加者がランダムに4班に振り分けられ、オッサンばかりのチームや女性率高めのチームなど、それぞれ思いのままにびーるを造ることに。
カップルや夫婦参加の方も見受けられましたが、単独参加のボクとしてはランダムの方がやりやすかったですかね?(ちょっと本音)
びーる造りのコーディネーターさんの指示に従い、醸造開始な訳ですが、どうやら飲んでいいびーるのtapが2樽繋がっているとのお話。
そりゃみなさん飲みますよねw
また、パンゲアさんからも1樽繫がれ、違う意味でもテンションは上がります。
さて、飲んでばかりいないで作業しろよ、ってことで作業開始。
麦芽の軽量では0.1g単位で計測。沸騰では1℃単位での温度管理など「こいつは完全に化学だぜ…」とか思いつつ、作業は進行。
計った麦芽を、せーのっ…
どざーっ!粉砕してやるっ!
工程上、何度か濾過作業があるのですが、そこでちょいちょいと麦汁の味見をしてみると、徐々に甘味が増幅されて行く!
これがなんとも神秘的で感動的で、びーるを育ててる感がとても楽しいのです。
濾過するぜ〜?
麦汁飲むぜ〜?
班の中でも分業だったのもありましたし、めんどい作業は醸造所の方任せってのもありますが…。
そうそう、今回の目的のひとつが「ホップの味見」。
このblogでもちょいちょい書きますが、ホップの味の違いがわからないと感想に深みが出ないと思っていたのでこれはなんとしても味見せねば!
今回は班ごとに4種類のホップを使い分けるということで、自分の班のもの2種類と少ししか味見できませんでしたが…。(思い立った時には片付けられていた…)
シヌックはエラい苦く、ひと噛みで吐き出したくなる程。IPAでよく感じる苦み!
チャレンジャーは干し青草を噛んでる感じだけどそこそこ喰える。
ケントゴールディングは漢方薬?この中では一番渋い印象でした。
(ちなみに後日、別件でネルソンソーヴィンも噛む機会あったのですが、これもチャレンジャーのような味わいで香りがソーヴィンでしたね。アロマホップ?)
徐々に酔いも回り…働き蟻さんチームがしっかり働く一方、キリギリスさんチームは徐々に施設内別棟のバーカウンターで日本酒やらワインやら飲み始めて…。
古代米の日本酒。
ゆずワイン
りきゅーる。度数ヤバい。
帰りのバスでは2升の日本酒を中心に宴会状態。
とはいえ当然ながら、のんべ達を乗せたバスでは到着前に見事に空にしていました。
今思うと、もっといろいろ素材の味見チャンスがあったなー!
また機会があれば、味見に駆け巡りたいと思います。
完成予定は約1ヶ月後。
各班のびーるが2本ずつ、計8本が届く予定となっております。
おいしく出来てるといいなー。
木内酒造さんでは「手造りビール工房」を受け付けているようなので、興味のある方は問い合わせてみてもいいかもです。
もう一回くらい行きたいなー(´∀`)
【公式ホームページ】
■BrewPUB PANGAEA
■木内酒造