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伊勢角屋麦酒「Malty Field MildAle(モルティ・フィールド マイルドエール)」[2013.07.05]


【1st review in twitter】
モルティーと冠するだけあってモルト炸裂。飲んでると言うより噛みしめるようにモルトの味わいが口内を満たす。表現は良くないがモルトで歯磨きしたらこんな感じ?


【追記】なんか、はじめてモルトの味と向き合った気分になりました。
まあ、モルト(麦芽)と言ってもいろんな種類があるので「モルトの味」とか言っても片鱗なんでしょうけど。

これまで出会ったびーるの多くはホップの味わい、苦味がメインで、モルトはベースを司るもの、と言った印象だったんですがこーゆータイプのびーるもいいですね。


さて、公式ホームページでは、

大地の恵みをいっぱい受け、太陽を燦々と浴びたモルトから、恵みの風味を絞り出したモルティな奴^^口に含むと…大地の恵みを感じ、口元が緩む^^比較的アルファー酸の低いホップで、フレーバーの向こうから苦味がだんだんやってくる。そして最後に ピリニガです。
夏も終わり酷使した体にすうーと入り、モルトの甘みを感じながら、細胞にまで行き渡る。顔の筋肉が緩み、口元ともに緩む。BU27と低いがモルトの甘みの中から、苦みがスーとやってきてキュウっと閉める。そう 秋の夜長に、甘みと、苦みが、あなたの顔色をも暖色に変えるでしょう^^」(「公式>モルティフィールド」より。)


当然と言えば当然にモルト押しですね。
まさにモルティ。



更に醸造行程の記述もありました。


こだわりは、如何にモルティに仕上げるか!!!
1.イギリスCrisp Malting社製ペールエールモルトを取り寄せた^^
糖度を確保のため、2ROWモルトをブレンド。

2ROWモルトは二条大麦のことでしょうね。
主な大麦には二条大麦と六条大麦があるといいますが、びーるの場合は粒の大きな二条大麦を使用する場合が多いとか。
これは濾過の際のフィルターの都合もあったりするんでしょうかね?



2.糖化温度と時間のタイミング。
モルティなボディを作るため、デキストリンを残し酵母君が全て食べちゃわないようにしました^^(デキストリンは非発酵生の糖で甘みとしてビールに残りビールのボディとなります。)

ふーむ。難解な文章ですね。
そもそもデキストリンとは、酵母がデンプンを分解し作る糖類のうちのひとつ。
糖類も分解過程でデキストリン、マルトース、マルトトリオース、フラクトース、グルコースなどいろんな糖類ができるみたいです。
その中でもデキストリンを多めに残すってのがびーるの構造上大事だってことなんでしょうかね?

つまり程よくデキストリンを多く生み出す温度ってのがあるということなのでしょう。
正直よくわかってませんが…(汗


〔参考リンク〕
自家醸造、100の自問自答>(13). 糖化行程について
Good Beer Life for Everybody>手作りビール挑戦記 -Part 3-




3.ホップ
苦み付けは、少々のブルワーズG。フレーバーは多少ホッピーなハースブルッカー。アロマはやさしく香り立ちが良く、心地いいケントG。

ハースブルッカー(Hersbrucker)とケントG(Kent G)。
どちらも地名ですね。ドイツとアメリカ。
ハースブルッカーは「ヘルスブルック」が日本語読みの地名みたいです。


ちょっと専門用語とか聞き慣れない固有名詞が多くて難しいですね。
間違った解釈もあるかもしれませんが、お気づきの方はご指導ください。


【公式ホームページ】伊勢角屋麦酒

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