【1st review in twitter】ローストモルトな香り。モルトの浅い苦味はビターエールを思わせ後味の苦味はIPAのホップの苦味。モルトの味わい深いイングリッシュIPA。
【追記】「複雑な味だよー」と言われて飲んでみたら、確かに味の変化を感じ取れるびーるでした。
全体的な印象はビターエールっぽい紅茶っぽい印象が強く、IPAっぽさは薄かった気がします。
これはボクの中でIPAと聞くと、ウェストコーストちっくな苦いIPAだったり、ホップのアロマの強い印象が脳内を駆け巡るからでしょうね。
とはいえこれは「This is English IPA!!!」というイメージではありました。
さて、公式ホームページでは、
西洋唐花草の香りと苦味のよく效いた麥酒である應帝亞淡色上面麥酒(India Pale Ale)には、英國樣式と米國樣式があります。
IPAと云ふ言葉からは西洋唐花草の香りと苦味がよく效いた柑橘の香りが特徴の米國樣式を聯想する事でせう。
其れも其のはづ、此の假名遣ひが今では一般的ではないやうに、
また、御菓子と云ふ言葉で聯想されるものが現在に於いては和菓子ではなく洋菓子が一般的であるやうに、
「IPA」に於いても聯想されるものは古典的な「英國樣式」ではなく「米國樣式」と成つてゐるのです。
反射爐ビヤの「ハイカラIPA」は、鮮烈な印象は無いものの麥芽の香り、酵母の香り、苦味と云つた全體の調和に重點を置いた奧深さのある英國樣式應帝亞淡色上面麥酒です。
現在の主流ではないが昔乍らのよさのあるIPAと云ふ事から、明治大正期に流行した言葉で、現在では懐古調を意味する言葉と成つた「ハイカラ」と云ふ言葉から戴き、「ハイカラIPA」と名附けました。
IPAと云ふ樣式一つにしても奧深さがあるものが麥酒であると云ふ事を知つて戴き度く造り上げました。(「公式>ハイカラIPA」より。)
ボクの書いた前文と似た様なこと書いてありますね。
ちなみにリンク先に現代語訳がありますので、読みにくかったら飛んでみてください。
おそらく、「ハイカラ」は主に英国を指す用語だと思いますし、ツボを突いた絶妙なネーミングではないでしょうか。
【公式ホームページ】反射炉ビヤ(蔵屋鳴沢)
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