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キリンビール「スプリングバレーブルワリー496プロトタイプ」(KIRIN BEER「SPRING VALLEY BREWERY 496 prototype」)〔瓶〕[2014.10.04]

【1st review in twitter】甘く澄んだ麦の薫り。モルトの濃厚な苦味が強くガッツリとした深みが舌を突く。のどごしは比較的滑らかで通りがよい。後味もホップ的に苦く、ぷはーっと飲みたいびーる。

【追記】「キリンさん、クラフトビール造るってよ!」でびーるマニアたちの注目を浴びたスプリングバレーブルワリープロジェクトの第一弾ですね。

個人的な感想としては、普段のキリンさんのびーるが145km/hのストレートなら、496は148km/hのクロスファイヤーなイメージ。
え?わかりにくいですか?

他の飲み物に例えるのもアレですが、普段がペットボトルの「お茶」なら、496は「抹茶入りのお茶」。

正直言って、「言われなきゃわからん!!www……けど、いつものより何か美味いよね?」というキレを感じるびーる。
そんな印象でした。


さて、公式ホームページでは、

第1弾「496」予約受付中!第1弾として開発担当 蒲生徹がつくるのは、スプリングバレーブルワリーを代表するフラッグシップに育てていきたいビール。その名も『496』(プロトタイプ品)
 “エール”のような豊潤さと、“ラガー”のようなキレ、“IPA”のように濃密なホップ感ー
既存のどのビアスタイルにも属さないビールを目指しています。
苦労しているのは、香りの豊かさと苦味、麦芽の甘味を調和させ、最適なバランスを探ること。
そのために、普段あまり使わない特殊なホップを使ったり、麦芽の甘味を引き出すための試行錯誤をしたりして、段々ゴールに近づいています。(「公式>第1弾商品『496』(プロトタイプ品)予約特設ページ」より。)


これを読む限り「いろんなびーるのいいところを詰め込もうぜ!」として、平均的な味になってしまったようにも感じられますが…。

「普段あまり使わない特殊なホップ」とありますが、ラベルと見ると「Key Hop : BRAVO(Dip hopped)」とあります。ブラボーというホップは割と聞くような気がするので、key以外で使ったホップのことでしょうか?それとも「キリンでは普段あまり使わないホップ」なのでしょうか?



とはいえ、びーるとしてはかなり爽快で、飲みやすく、モルトの苦みも強く、ホップも薫る…、総合的にレベルの高いびーるではないかと思います。

公式を読む限りでは、どのような製法で、どのようなビアスタイルなのかわかりませんが、ボクの受けた印象でヒトコトで表現するなら、「モルトのキャラクターが強い、ホップ薫るゴールデンエール」かなー?
キリンさん流のFake Lagerとゆーか、「ゴールデンエールでキリンの味を表現するとこうなるよ!」とゆーか?
うーん…モルトの味も強かったので、イングリッシュIPAとも言えるかなー?でも、India Golden Ale?




ともあれ「キリンさんのびーる」と言われて想像するのは、いわゆる「大手のピルスナー」じゃないですか?
今回のプロジェクトの第一弾にこの「ピルスナーを思わせるびーる」を持って来たのは、なんらかの決意の表れかもしれませんね。

第四弾まであるようですし、この次も楽しみですね。



【公式ホームページ】
キリンビール
DRINXトップ SPRING VALLEY BREWERY 第1弾商品『496』(プロトタイプ品)予約特設ページ


【蛇足】一部びーるマニアのみなさんが不安視されていたように、常温発送によるオフフレーバーが感じられたと思います。
ボクの場合、発送通知メールが来たのが9月27日(土)。そして到着が9月30日(火)。
運送業者の追跡サービスで見ていた限り、その4日間は配送センターで管理されていたようです。(おそらく常温で)

到着が9月30日の日付指定になっていたようで、おそらく「全国一斉到着」を狙ったものだと思いますが、この判断はどうなのでしょうか。

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