The Chimay Triple（シメイ「トリプル」）

The Chimay Triple（シメイ「トリプル」）[2014.04.12]

【1st review in twitter】甘い発酵したパイナップルのような香り。モルティと言うよりも香ばしさすらある麦？8%のどっしりとした飲み口でリッチな味わい。小麦はあまり主張はなく飲みやすさの助力。

【追記】ホワイトということなので、深いロースト麦芽を使うことはないと思いますし、浅煎りの麦芽なのでしょう。
浅煎りの場合、酸味の強いサワー系になる印象もありますが、その辺を小麦の味わいでコーティングされてるって感想だったんでしょうね。たぶん。

まあ、真偽の程は知らないですが、こんな風に想いを巡らせながら飲むのもまた、びーるの楽しみ方だと思ってます。
正しい情報が必要な方は詳しい方に聞いてくださいw（←丸投げ）


さて、公式ホームページでは、

「The Chimay Triple, last-born of the Abbey, is labelled "Cinq Cents" on the 750 ml bottle. Of a golden colour, the Trappist beer combines sweet and bitter in a rare balance. The beer's aroma felt in the mouth comes from the hops' perfumes: above all, they are fruity touches of Muscat grapes and raisins, even ripe apples. This traditional Belgian beer is best savoured fresh at a temperature of from 6 to 8°C.」（「公式＞The Chimay Triple」より。）

「シメイトリプル、修道院の最後の生まれは、750ミリリットルボトルの「サンクセント」というラベルが付いています。黄金色の、トラピストビールは希少なバランスの甘くて苦い兼ね備えています。ビールの香りが口の中で感じた、ホップ '香水から来ている：すべての上に、彼らはマスカットブドウとレーズンのフルーティーなタッチも、熟したリンゴです。この伝統的なベルギービールは最高の6〜8℃の温度で新鮮満喫されている」（「公式＞シメイトリプル」より。）

広告コピー的な解説ですね。
やはり製法等に関しては想像の範囲を出ませんね。

そもそもトラピストってびーるは、レシピが門外不出ってことらしいですし、想像するしかないのかもしれませんけど。

トラピスト（Trappists）というのは、

「トラピストビールというのはトラピスト修道院で造られるビールのことです。
すべてモナスタリーという厳しい男性だけの閉鎖社会です。
現在は世界に6ヶ所だけ、すべてベルギー国内にあります。
以前はオランダのコニングスホーヴェン修道院の中にスカープスコーイという醸造所がありトラピストビールと呼ばれていましたが、数年前に一般のビール会社に生産を委託した為トラピストビールと呼ぶことはできなくなりました。
1997年にこれら6つのトラピスト醸造所は、トラピストという呼称を守るために独自のマークを使い始めました。
トラピストビールというのはビールのスタイル名ではありません。
しかしいずれの修道院も他のビールのお手本になるようなすばらしいビールを造っています。
まさに究極のベルギービールと呼ぶにふさわしいビールたちだと思います。」（「ベルギービールJAPAN＞トラピスト」より。）

具体的な修道院としては、

• シメイ Chimay（L'abbaye Nore-Dame de Scourmont／スクールモン修道院）
• オルヴァル Orval（L'abbaye Notre-Dame d'Orval／オルヴァル修道院）
• ロシュフォール Rochefort（L'abbaye de Notre-Dame de St.Remy／サン・レミ修道院）
• ウェストマレ Westmalle（Trappist Westmalle／聖心ノートルダム修道院）
• ウェストフレテレン Westvleteren（L'abaaye Sint-Sixtus／シント・シクスタス修道院）
• アッヘル Achel　Achelse Kluis（L'abbaye Sint-Benedictus／アヘル修道院）
• ラ・トラッペ La Trappe（Bierbrouwerij ' De Koningshoeven'／　Schaapskooi修道院）」（「ベルギービールの分類」より。）

【2014.07.23追記】更に近年、「スペンサー、エンゲルスツェル、ズンデルト、モンデカ」の4醸造所（修道院）がトラピストに加わったそうです。（詳細は追っていずれ。）



シメイはスクールモン修道院で作られているんですね。

社会科のテストのようですが、ベルギービール好きな人にとっては基礎知識のようなので、暗記しておくと会話がはかどると思いますよ？




【公式ホームページ】Chimay



【蛇足】なんかどこかで聞きかじって、勝手に「シメイ　ホワイト」だと思い込んでましたが、ラベルから来た俗称なんでしょうね。
にしても、公式に載ってる写真のラベルかっこいいなあ。