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ベアレン醸造所「ヴァイツェンボック」(Baeren Bier「Weizen Bock」)〔瓶〕[2014.11.28]

【1st review in twitter】バニラを熟成させたかのようなどつしりと甘く蜜のような香り。ざらっと粉っぽい苦味が抜けると少し甘い糠のような香りを残しさらりとノドまで滑り落ちる。アルコール感とクセはあるのでまったりと飲みたい。

【追記】ヴァイツェンとヒトコトで言っても、様々な種類がありますが、こちらは「ヴァイツェンボック」。
単独で「ボック」というビアスタイルもありますが、この場合はヴァイツェンとボックの掛け合わせ(ハイブリッド)という意味ではなく、「アルコール度数の高いヴァイツェン」という意味でしょうか?

全体的な印象は、全く持って「重いヴァイツェン」。
感想で「糠」と評してる部分は、恐らく発酵(酵母)の味わいかと思います。

稀に「大手のビールしか飲んだ事の無いクラフトビール入門者に薦めるならヴァイツェンでしょ!」みたいな発言もありますが、そのヴァイツェンは恐らく小麦の甘さと口当たりの軽さが際立つ「クリスタルヴァイツェン」ではないかと。
飲み慣れていない方にヴァイツェンボックを薦めることを想像すると…ちょっと背筋が寒いですね(汗)
どちらかというと、ウィスキーとか白濁した日本酒とか、少しクセのあるアルコールが好きな人に薦めてみたいビアスタイルかもしれません。


さて、公式ホームページでは、

濃厚なヴァイツェン。世界で一番古い醸造所のビールをベアレンが造ると・・・!?(「公式>ベアレン特別醸造ビール頒布会2014」より。)

という煽りが…。
はて?「世界で一番古い醸造所」とは?

その答えは、ドイツはミュンヘンにある「Weihenstephan(ヴァイエンシュテファン)」醸造所。
「Bayerische Staatsbrauerei Weihenstephan(バイエルン州ヴァイエンシュテファン醸造所)」とも呼ばれているそうです。


また、その歴史は、
醸造所の創業は何と1040年。現存する歴史上最古の醸造所として有名。その正体はバイエルン州立の醸造所である。(「ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut>Bayerische Staatsbrauerei Weihenstephan / Freising」より。)

だそうです。

そして、Weihenstephanのヴァイツェンボックとは「Vitus(ヴィタス)」という製品名。

…ちょうど先日飲んだばかりじゃないですか!
てことは「ヴァイツェンとボックのハイブリッド」に近いんでしょうかね?

思い起こすと、確かにイメージは近いかもしれません。
が、この話を知っていたら、「ちゃんと思い起こしながら飲んだのになー!」という思いはありますね。
飲む機会があれば、そちらの感想も参考にしていただきたいと思います。


【公式ホームページ】
ベアレン醸造所
Weihenstephaner

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