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Baeren Bier「English Cider -2nd-」(ベアレン醸造所「イングリッシュサイダー2nd」)〔瓶〕[2014.12.23]

【1st review in twitter】酸味のある発酵した甘酸っぱいリンゴの香り。びーるっぽさは薄くいわばリンゴのリキュール。しっかりしたリンゴの味わいで6%は感じさせずむしろ後味はスッキリ爽やか。少し温めで甘みを楽しむのもよい。


【追記】飲んだ瞬間「酸っぱ!」と漏らしちゃう感じで酸っぱいですw

まあでも、サイダーを飲む時の様式美みたいなものですね。梅干し食べて「酸っぱ!」とか、お風呂に浸かって「あああああふぅ…」とか、椅子から立ち上がる時に「どっこいしょ」と言いたくなるようなものですw

サイダーは酸っぱいと相場は決まっていますが(←ホントか?)、このサイダーは酸っぱさの奥に甘さが見え隠れします。これは「甘酸っぱい」ではなく、酸っぱさと甘さの共存ですね。共存といっても9割型酸っぱさですけどw

海外(主にヨーロッパ)のりんごは酸っぱい…というよりは、日本のりんごが甘い、といった方が正しいのかもですが、むしろ飲んだ感想としては「日本のりんごでもここまで酸っぱいのか!」と思ったほどです。

感想にも書きましたが、これはあくまでサイダーなので、びーるなテイストはあまり期待しない方がよろしいと思います。



さて、公式ホームページでは、

ベアレンのサイダー
英国パブ伝統の味わいを再現
キレのある、ドライでシャープな味わい。低アルコール飲料ではなく、リンゴを使用したお酒。アルコールもしっかりと感じられ、英国人も認めるほど、本場のそれに近い味わいを再現しています。

岩手県産リンゴ100%、無添加
岩手で収穫されたリンゴのみを使用し、酸化防止剤等は使わず、無添加で仕上げました。一本にリンゴ二個分を使用した、贅沢で自然な味わいは女性にもおすすめです。

仕込み毎に特長のある味わい
時期によりリンゴの種類が異なるため、その銘柄毎の特長が感じられます。仕込みのロット毎にシリーズ化し、その違いを楽しむのもイングリッシュサイダーの醍醐味です。(「公式>商品について」より。)


りんごは岩手県産なのですね。
味についてはあまり言及されている感が薄いですね。

ちなみに品種に関しては、
ただいま発売中のファーストロットは飲食店限定となっており、りんごはさんさ、つがる、きおうを使用しています。12月中旬頃に発売予定のセカンドロットは、ジョナゴールド中心のりんごで造っており、こちらは一般店頭にも並びます。(「公式blog>イングリッシュ・サイダー」より。)
だそうです。

ファーストロットを飲み逃したのが悔しいですが、サードロットも期待が高まるところですね。




【公式ホームページ】ベアレン醸造所



【蛇足】更に読み進めると、

サイダーとは...
英国パブで伝統的に飲まれるリンゴのお酒
イギリスで伝統的に飲まれているリンゴのお酒で、若者から老年層まで幅広く愛されています。イギリス南西部では今でも伝統的なサイダーが造られており、最近若年層を中心に人気が再燃している今注目のお酒です。

ワインではない?
ワインやシードルのような甘みではなく、ドライでシャープな味わい。英国でもビールと同じメニューに記載される等、ビール感覚で飲まれています。
(「公式>サイダーとは?」より。)

おっと?
サイダーとシードルが違う飲み物としてカウントされていますね…。

公式blogを読むとその疑問は解消できるのですが、端的に言って「カジュアルなワインであるシードルではなく、ビールの延長線上でのお酒がサイダー。」ということらしいです。

【参考リンク】公式blog>イングリッシュ・サイダー


なるほど。
サイダーとシードルは、英語とフランス語の違いだと思っていました(その側面もあるとは思います)が、英国文化的にはサイダーなのですね。

フランスはびーるよりもワインのイメージが強いですし、その辺の絡みもあったりするんでしょうか?

こーやって文化をひも解いて行けるのも、びーるの楽しみのひとつですね。

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