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いわて蔵ビール「牡蠣の黒ビール(オイスタースタウト)」[2013.08.30]


【1st review in twitter】ロースト感のある甘い香り。まったりと流れ込む粘度の高い液体。舌の上ではスッキリでノドではローストの苦味。


【追記】オイスターと言えば「牡蠣」のことですが、「びーる in the 牡蠣」ってどーゆーことだってばよ??

Kiwi IPA」の時のような間違いを再び犯す訳にはいきません。ここは慎重に。

公式ホームページを覗くと、由来がありましたが、転載の転載になるのも心苦しいので要約すると、そもそも19世紀後半〜20世紀前半にオイスタースタウトの原型となるびーるが販売されていたようですね。
スタウトと牡蠣のマリアージュを楽しむのが美食家の間で流行し、それを見たブルワーさんが「なら、スタウトに牡蠣ぶち込んじゃえばいいんじゃね?」と思って造られたとかなんとか。(←聞きかじった話も混ぜたので真偽は定かじゃないです。)


んで、このオイスタースタウトは近年まで歴史的に消えていたらしいんですが、

いわて蔵ビールが、三陸牡蠣のスタウト(液種:オイスタースタウト)を醸造し始めたのは、昨年からです。
以前から、東北らしいビールを醸造したいと考えており、多くのお取引先に、オイスタースタウトというビールがあり、東北のビールとして開発したい事をおつたえしておりました。
最初に話に乗ってくれたのが、陸前高田地域振興株式会社様、広田湾の美味しい牡蠣があることをおしえてくれました。広田湾の牡蠣は、森に植林することからはじめる海づくりから行っているところです。美味しい牡蠣を手に入れることができました。

また3年前に試作に踏み切れたのです。
仕込んでみると、発酵が他のビールよりも激しく、ほのかな磯の香りがびっくりするくらい、ビールにあい、嬉しくなりました。」(「公式>三陸広田湾産の牡蠣を使用した黒ビールを醸造し始めました!」より。)

この記事が2005年のもののようなので、造り始めたのは2004年ってことでしょうか。
今から約10年も前なのですね。


また、
基本的な造り方は、牡蠣を身だけでなく殻ごと煮出して、そのエキスを熟成させてビールにするそうです。」(「牡蠣ペディア>牡蠣から造られたビール!?」より)

いわて蔵ビールさんの代表取締役社長・佐藤航(わたる)さんにお話を伺った時にも上記のような解説をされていました。
殻ごとってのが驚きじゃないですか?


味として牡蠣の生臭みのようなものを感じることは難しかったと記憶していますが、もっとじっくり味わえば、コクというか出汁のようなものは感じられたかもしれませんね。
次回飲む機会があれば、その辺を感じ取れたら面白いと思います。




【公式ホームページ】世嬉の一酒造 株式会社


【蛇足】実はこの記事、アップしようとして操作ミスで一度消してしまいました…。
ですが、飲んだ後に航さんのお話を聞く機会も得られて、消す前の記事よりも後解説が深まったのも事実。
消されるべくして消された運命だった…と思いましょう。

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