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今回は2013.6.1satに「WURST HAUS(ヴルストハウス)」さんで行われた「よ市」でベアレンを飲んできましたよ。

■「WURST HAUS>よ市イブ!」〔参考リンク〕



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■住 所: 港区西新橋1-21-1-1F (テラス席もあります)
■電話番号: 03-6206-1619
■営業時間: 11:50~23:45 (現在プレ中17:00オープン、 土曜のみ~21:30)
■定休日: 日曜・祝日


こちらは神保町にある「Euro Star Cafe」さんの姉妹店とのこと。
実はこのblogを始める前に一度、同じくベアレンさんのイベントがあるということでお邪魔したことがあります。そーいやお店の作りなどもどことなく共通点が?

■「Euro Star Cafe>本日は前夜祭です!」(2013.3.19)〔参考リンク〕


当日は下記のようなベアレンの各種ビールが提供されました。

◎ベアレン クラシック
◎ベアレン アルト
◎ベアレン シュバルツ
◎ベアレン ピルスナー
◎ベアレン ラードラー
◎ベアレン ヴァイツェン
そしてシークレットビールも登場。どの樽がいつ繋がるかはお楽しみ。今夜から前夜祭的に順次開栓いたします。」(上記参考リンクより。)

左がクラシック、右がラードラー。
開幕は二刀流しました(*´∀`*)



地びーるは「仕込みの度に味が変化する」なんて話があります。
これを悪い風に捉える方もいるかもしれませんが、ボクは割と肯定的に捉えていて、むしろその変化を楽しんでたりします。
工業製品じゃないので「今年の出来はいいねえ」なんて通ぶってみるのも楽しみ方のひとつですよね。ボージョレ・ヌーヴォーもそうなのかな?

むしろ四季がある日本にあって「年中いつでも同じ味です!」ってのは、なんだか軽く気持ち悪くないですか?
コンピュータ管理下で一定に保たれた環境で、いつでも同じ製法が可能…ってのは安心な半面、どこか味気なさも秘めています。

とある養鶏卵の売り文句で「山奥の養鶏場で環境抜群!」の隣に「害虫・ウイルス等通さないように養鶏場は窓も無いので安心!」って、えーっと…あれ?窓も無い建物に押し込めてるのに環境抜群とはいったい?みたいな…。
窓無しで病気の心配も無く卵を産むことに専念できる環境と、放し飼い取れ立て朝取りの卵。どっちがお好み?ってのは賛否両論あると思います。

びーるだってナマモノ。
また、酵母との戦いでもありますし、環境に対応する部分も腕の見せ所だったり、手のかかる子供ほどかわいいだったり。
愛情もスパイスだとすれば、とても味わい深いびーるに仕上がるかもしれませんし、この辺がクラフトビールの醍醐味なのかもしれませんね。

そうは言っても資本主義の世の中ですし、廃棄処理や品質保証などの問題があるのも否めませんし、どちらかが正義ってことじゃなく、うまいこと付き合ってくのがボクとしては楽しいことなのでしょう。
びーるに数多のバリエーションがあるってのは、こーゆー側面の影響もあるのかも。


告知チラシ。(pdf版はこちら



話が脱線しましたが、このイベントの概要を簡単に。
まず「よ市」とは、ベアレン醸造所のある岩手県盛岡市材木町で毎週土曜日に行われている露店販売イベントです。
世間一般の認識で言う「朝市」を想像してもらうと近いかな?
朝じゃなく昼過ぎから夕方に行われるので「よ市」。
1車線ほどの幅、全長約400mの商店街に出店などが処狭しと並び、食料品や日用品の販売が行われます。
この材木町には、ベアレン直営店のpubがあるので、その辺の関係もあるんでしょうね。

■岩手県観光ポータルサイト>よ市〔参考リンク〕



今回の虎ノ門では、はじめに5枚綴り2000円のチケットを購入するという型式。
チケット1枚で約300mlと引き換えます。
酒の肴はチケットではなく現金で。

また「その他、マイグラス(300ML相当のもの)をお持ちいただいた方には当店人気のドイツ風ポテトサラダやハムのムースなど、おつまみ一品サービスいたします!」という触れ込みもあり、マイグラスで楽しんでいる方も多く見受けられました。


中にはマース(約1L)ジョッキの猛者も…。



今回の「虎ノ門よ市」は、13時開始でしたが、ボクは早々に退却し、同日に開催されていた「BeerFes東京(恵比寿)」か「駒沢オクトーバーフェスト2013」へのハシゴを皮算用していました。
午前中にフットサルで汗を流していたこともあり、酔っぱらいすぎる前の移動も含めて…。

しかし、そうは問屋が卸しませんでした。今回も。


いつもの様に単独で乗り込んだのですが、例によって同席のお客さんと乾杯。
ベアレンさんについて話し出したが運の尽き。あっという間に19時を回っていました。

いろんな方々に色んなお話を聞き、肴までご馳走になり誠に恐縮です。ありがとうございました。(写真が少ないのは楽しかったから、ということにしておこう。うん。)


壁にあったポスター。飲み比べしましたよ!



いろんな方と今回の「ベアレンびーる各種飲み比べ」についてお話させていただきましたが、軒並み盛況の様子でした。
ピルスナーにハマってピルスナーばかり飲んでる方もいれば、同じくラードラー、限定のアルトの方も。
ボクは強いて言えばヴァイツェンがたまらなかったですね。
あとシュバルツ。あまり黒ビールを味的な意味で「うまい!」とゆーか「深い味わい!」と思ったことなかったんだな、と思わせてくれました。
あと、言わずもがな限定のアルト、そしてもちろんラードラーもピルスナーも…(以下略)


さてさて、ベアレンさんのびーるの特徴は「濃さ」だと思うんです。
濃さというのは、味の強さではなくいい意味での「雑味」。
ボクは「酵母っぽい」という表現を使っていますが、いい意味で濾過が甘く、素材のザラザラした味わいがあるって感じ。
もちろんそれでも飲み終わった時には口の中には残らず、スッキリしてる。
この絶妙のバランスがベアレンさんの最大の特徴ではないかと。
特徴というより、個人的に期待してる部分でもありますが。

余談になりますが、今回の販売はありませんでしたが、ベアレンさんの「ライ麦」(びーるの種類です)はその傾向がより強く、醸造の段階で掃除が大変だとか。

ライ麦を原料にするビールは大変珍しいです。それはライ麦を原料にすると製法上、大変難しい問題があるからなんですが、ビール醸造の専門家ならご存知かと思います。それをどうやって克服しているかは企業秘密ですが、それゆえ、ベアレンオリジナル、他にはない味わいを醸し出しているのです。」(「ベアレンニュース>ライ麦ビールできました!」より。)

この「大変難しい問題」が濾過の部分であり、ベアレン製品全体に上記の「企業秘密」があるんじゃないかとボクは思っています。(期待を混めた想像です。)
この酵母っぽさの恩恵を最大限に受けていたのが今回のヴァイツェンだったかと。
うますぎて結構おかわりいただきましたし。
また、逆の意味で今回のクラシックはちょっと物足りなかったかな。

今後もベアレンさん特有の「酵母っぽい」びーる、楽しみにしていますね。

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