Einbecker「Mai-Ur-Bock」(アインベッカー「マイ・ウル・ボック」)〔瓶〕
Einbecker「Mai-Ur-Bock」(アインベッカー「マイ・ウル・ボック」)〔瓶〕[2013.05.23]
【1st review in twitter】
グラスに鼻を近づけるとチーズのような香り。口当たりはしっかりとした爽やかなホップ感。鼻から抜ける香りもチーズ。
【追記】印象は今でもチーズですが、これが発酵臭なんでしょうかね。
「ボック」についてですが、こちらにまとめてありますので気になる方はご覧ください。
■びーるのみたい。>PAULANER Salvator(ポーラナー サルバトール)
さて、以下は公式サイトより転載。
「Einbecker Mai-Ur-Bock
»The Seasonal«
Strong in taste, with a pleasant spring-fresh flavor.
“Ready for May?” In spring, the Einbecker brew-masters brew a particular special beer, the Einbecker Mai-Ur-Bock. This pleasantly-bitter refreshment is only available in the spring – as long as supplies last.」
こちらからも読み取れるように、「ボック=春」の印象が強いようです。
商品名の「マイ・ウル」とは「5月/オリジナル・元祖」みたいですね。
「元祖!5月のボックびーる!」…うん、なんか昭和w
「Original Extract Content: 16.2% G/G
Alcoholic Content: 6.5% vol.」
ん?Original Extract Contentってなんじゃらほい?
軽く調べたところ、日本語では「原麦汁エキス」「原麦汁濃度」とか言うらしいです。
英単語が違うのですが「原麦汁濃度」で検索すると。
「3.原麦汁濃度 ドイツ語で「Stammwürze」または「Stammwürzegehalt」と 呼ばれる。英語では「Original Gravity」。 発酵前の麦汁に含まれる糖分、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、麦芽とホップから抽出されたエキスの麦汁全体に対する割合を示すもの。この濃度が出来上がるビールのアルコール度や栄養価を決定する重要な指標となり、高いほどアルコール度数も高くなる。」(「用語の説明」より。)
また
「日本ではなじみがないのですが、麦汁中の糖度の割合のこと。日本のビールも10〜13°Pくらいです。これに約、×0.4すると計算上、アルコール度数になります。よく間違える方がいますが、麦芽使用量が11%しかないということでも、アルコール度数が11%ということでもありません。というか、記載してもあまり意味がない。誤解を招くだけの様な気がします。お間違いのないように。」(「菊美人酒造>原麦汁濃度 北京、見聞録(2)」より。)
さらに
「<ビールと税金 >
ドイツでは、原麦汁エキス濃度によってビールは級別に分けられ、それに比例して税金が高くなる仕組みになっています。 (等級は右記の通り) ドイツビールの90%以上が「フォルビア」に含まれます。フォルビアの場合の税金は、1リットル当たり、0.0945ユーロです。因みに日本では、アルコール度も原麦汁濃度も関係なく、1リットルに付き222円もの税金がかかっているそうです。」(「Rhein Brücke>アルトビール」より)
んーと…麦芽中の、水に対する栄養分の比率、といったところでしょうか?
単純に「糖分」ってことでもなさそうですし。
ここまで追ってみたモノの、ちょっと疲れたので続きはまたの機会にでも深められればいいかなって思います。
海外のびーるを飲む時に少し気にしてみましょうね。
とりあえずは「アルコール度数の表記が高すぎる?」と感じたら0.4を掛けて納得することにしましょうw
こう見てくると文頭の「チーズような発酵臭」は、濃いめのモルト(麦芽)の香りってことでしょうか。
米粒なんかもひと粒ではあまり臭いを感じませんが、米袋を開けたときの香りってありますよね。
まして発酵してるんですから香りも増すはず。
ハッ!…もしかしてモルトを集めればチーズの代用品に!?(なんないよね?)
【公式ホームページ】Einbecker Brauhaus AG: Home
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