【1st review in twitter】淡く乾いた麦の殻の香り。スッキリと飲みやすくホップのさわやかさも。軽くはあるが飲みやすさだけではない麦の味わいなびーる。
【追記】香りを嗅いで「スッキリなピルスナーなのかなー?」と思いつつ飲んでみたら、思いのほか麦の味わいが深くじっくり飲んでしまいました。
じっくり、といっても「重い」ということではなく、味わい深いなのでお間違えの無いよう。ゴクゴク飲めるくらいではありましたが、「じっくり味わいたかった」という意味です。
さて、公式ホームページでは、
麦芽100%で作られるビールの王道ともいえるタイプです。アメリカ産ではございますが、空知の種で栽培された【ソラチエース】というホップを使用しており、爽やかな喉越しのよい風味です。
(「公式>空知ピルスナー」より。)
ソラチエースがどんなホップかと言えば、
ホップは、「ソラチエース」という品種を使用しています。この品種は、サッポロビール株式会社幌工場上富良野分場(北海道空知郡上富良野町)において、「70K-SH-6」に「Beikei」を昭和50年に交配して得た交雑実生の中から選抜育成したものです。
51年から耐べと病及び耐灰色かび病の個体選抜を実施し、53年から生産力検定試験等に供試されてきた。57年に目的の特性を確認して育成を完了しました。
このソラチエースは、今残念ながら日本で作付けされておりません。しかし、その一部がアメリカ合衆国 ワシントン州で保存栽培されておりました。この日本で開発されて、アメリカ合衆国内で保存されていたホップを使用します。
(「木内酒造>ニッポニア」より。)
簡単に言えば、サッポロビールさんで開発されたホップですが、日本では造られなくなった品種なのですね。
また、滝川クラフトビール工房さんでは「空知ヴァイツェン」、「空知エール」、「空知ピルスナー」と、ラインナップに「空知」を命名し「空知ビール」として展開されているようです。
また、これを飲んだ「Craft Beer Cafe&Bar SYNCHRONICITY」さんでも聞いたのですが、滝川クラフトビール工房さんは大雪地ビールさんの系列工場的な立ち位置で醸造されているとのことらしいです。
これについては、
市内の温泉施設「滝川ふれ愛の里」では1997年から2005年まで、市の第三セクターが「スカイビール」を製造していた。地ビールブームが去って赤字となったことで撤退したが、約1億円のドイツ製の製造施設は残っていたため、市が無償貸与を条件に指定管理者を募集。旭川市の「大雪地ビール」が引き継ぐことになり、醸造所を「滝川クラフトビール工房」と名付けた。
(「朝日新聞Digital>北海道)滝川の地ビール10年ぶり復活 「空知」を披露」より。)
との記事がありました。
大雪地ビールさんにも「大雪ピルスナー」などがありますし、飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね。
【公式ホームページ】
■滝川クラフトビール工房(滝川ふれ愛の里)
■大雪地ビール(音声注意)
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