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Suntory「Craft Select : Special Bitter」(サントリー「クラフトセレクト スペシャルビター」)〔缶〕[2015.07.23]

【1st review in twitter】淡く金柑のような甘いホップの香り。香り通りにかなり柑橘系ホッピーな味わい。青くさいホップ苦さが際立ち爽やかな味わい。後味もスッキリで軽く舌に苦味が残る程度。IPA的な味わいな印象。

【追記】柑橘系のホップが「これでもか!」と存在を主張し、飲み口も軽く……いわゆるドリンカビリティが高く、ゴクゴクと飲んでいてホップと戯れて爽快感を味わうようなびーるではないでしょうか。

IPAと書きましたが、苦味はそこまで強くなく(それなりには苦いですよ?)、ボク的にはもう少しモルティさなどで、骨太な骨格があってもいいかなー、とも思いました。
ま、その辺は夏時期の限定醸造ということで、飲みやすさ、軽快さを重視した結果なのかもしれませんが。

と、ゆーのが飲んだ後の感想なのですが、飲む前は「ビターってことはモルティで落ち着いた味に違いない!ストライクだぜ!」と思って購入しました。

ところがどうでしょう。
香りから、っごくホッピーwww
アロマな方面のセッションIPA、香るペールエール、終始そんな印象でした。
缶が緑な時点で、どこかしら引っかかりがあったんだよなあ……。


さて、公式ホームページでは、
北米産ビターホップ一部使用による“しっかりとした苦味”と、爽やかな香りが特長の希少品種シトラホップを一部使用したレイトホッピング製法※1による“キリッとキレの良い苦味と爽やかな香り”を実現しました。
※1 麦汁煮沸終了前後の最適な時期にホップを投入する製法
(「公式>「サントリー クラフトセレクト」シリーズ第二弾 〈スペシャルビター〉〈メルツェン〉 数量限定新発売」より。)

ちなみにビアスタイルガイドラインによる「スペシャルビター」とは、
B.サブカテゴリー:スペシャルビターまたはベストビター
 ベストビター(スペシャルビター)は、オーディナリービターよりも豊醇でコクがある。したがって、ボディも甘味も、ミディアム・レベルを保つこと。色合いはゴールドからカッパー(銅色)の範囲。アロマ用ホップについては、アメリカ品種であっても英国品種であってもよい。ホップ・アロマのレベルに関しては、ブルワーの自由裁量ではっきりと感じられる程度まで強めてもかまわない。苦味についてはミディアムをキープ、しかし荒々しさやエグ味があってはならない。ドラフト(カスクコンディション)の場合は伝統的にカーボネーションを低く抑えているが、ボトル入りの場合は二酸化炭素(炭酸ガス)の溶存率をいくぶん高めてもかまわない。フルーティーなエステル香は認められる。低レベルのダイアセチルはこのスタイルの特徴の一部として認められるが、なくても問題ない。低温白濁は可。 
初期比重(プラート度):1.038− 1.045(9.5− 11.2)
最終比重(プラート度):1.006− 1.012(1.5− 3)
アルコール度数:4.1− 4.8% ABV
ビタネス・ユニット:28− 40 IBU
色度数:6− 14 SRM(12− 28 EBC)
(「ビアスタイル・ガイドライン 1208>69.オーディナリービター」より。)

ふむ。
「イギリス発祥のビターに、北米産ビターホップを使ってるの?」と疑問に思いましたが、ここの定義だと大丈夫のようですね。

紅茶のようなビター(主にモルト)な味わいを期待していた部分が強かったので、このホッピーさはかなり面食らいましたが、先入観なく飲んだら、特にIPA好きな人には好印象ではないでしょうか。ただ「IPAと言うには苦味が足りない。」とか言われそうな気がしなくもないですが。



個人的には、これくらいのクオリティのものがコンビニで買えるようになったのか……と思いつつも、限定であることを残念にも思いました。
今度はモルティさ期待せずに飲んでみよっかなw



【公式ホームページ】サントリー


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