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宇田川カフェ × サンクトガーレン「シブヤビール ENERGY ~ MACA ~」(Udagawa Cafe x Sankt Gallen Brewery「Shibuya Beer」)[2015.04.08]

【1st review in twitter】フレッシュオレンジのように鮮烈に甘い香り。グレープフルーツピールのほろ苦さが強く口の中をサッパリさせる。マカの影響か少し土っぽい渋みがアクセントとなりきっちり〆る。後味も程よく苦味が残り後を引く。

【追記】まずは香りが鮮烈で、エールビールの真骨頂といった印象を受けました。
そして味わいもグレープフルーツならではの爽快感で、口の中が甘酸っぱい酸味と甘みと渋みで満たされます。

後味も柑橘系っぽい爽やかさはあるのですが、どことなく口の中にざらつき……というか、土っぽさが残ります。
この感覚こそがマカなんだと思います。

会場にいらっしゃっていた、サンクトガーレンの岩本社長に直接お話させていただき、始めてマカが(朝鮮人参のような)根っこの部分を使用するものだと知りました。

ボク「マカを直接食べたことがないので、“マカの味”と言われてもわからないのですが…」
岩本社長「ボクも知らないww」

みたいな会話もありましたw

後述のスピーチの中にもありますが、このびーるを作るまでは、マカに関する知識がなかったそうです。
マカも、朝鮮人参もわからない方は、ゴボウとかイメージすると近いかもしれません。


さてさて、話は少し飲む前まで遡りますが、このびーるを飲んだのは東京ビアウィークのイベントでした。

「シブヤビールとは、夜の渋谷をテーマにしたびーるなんだとか。」

その程度の知識しかなく、2015年4月8日(水)は、『渋谷発!クラフト”エナジー”ビール「シブヤビール」無料試飲会』という東京ビアウィークのイベントに潜入してきました。

路地を少し入ったオサレ隠れ家カフェ。


このイベントは、

”世界初”マカ入り「エナジービール」渋谷の元祖・夜カフェ「宇田川カフェ」×元祖・地ビール「サンクトガーレン」が共同開発

ファッション・カルチャーの発信地「渋谷」で、今年8月に開業15年目を迎える元祖・夜カフェ「宇田川カフェ」が、元祖・地ビール「サンクトガーレン」と共同開発した、新ブランドのクラフトビール「シブヤビール ENERGY~MACA~」を2015年4月28日に一般解禁いたします。
それに先駆けて、ビール女子全面バックアップのもと、解禁前のシブヤビールをいち早く楽しめる無料試飲会に抽選で「30名様」をご招待いたします。当日限定のプレゼントもご用意する予定です。
(「東京ビアウィーク2015>【4/8(水)】渋谷発!クラフト”エナジー”ビール「シブヤビール」無料試飲会」より。)

この日は、無料試飲会はもちろんですが、シブヤビールの発起人であり、宇田川カフェの水野さん、そしてサンクトガーレンの岩本さんの挨拶などもあり、シブヤビールのバックグラウンドを聞くことができる機会でもありました。

左が水野さん。右が岩本さん。

水野さんによると、
考えついたのは約1年。開発には10ヶ月〜半年くらい?
世の中にエナジー系のドリンクが溢れているのに、そーゆーのでビールを割ったものがないなー、と思っていた。
宇田川カフェは、2001年頃のオープンなんですが、その頃よりもシブヤに元気がなくなって来ていると感じていたこともあって、「夜カフェ」と呼ばれている宇田川カフェとして、「渋谷の夜を元気に」という思いが最初のキーワードでした。 
また、ビールって造るのが(素人には)めんどくさいので、OEM的にラベルを変えて出すことはあっても、自分でどうにかしようとは思わない。でも、人がなかなか手をつけないところなので、やれたらいいかなって。 
元々CDジャケットや本の装幀などを造るグラフィックデザイナーなので、初めてながらラベルもデザインした。
こだわったのは「SHIBUYA BEER」のロゴを泡っぽく、ビールっぽくしたかった。 
また、商品名が「エナジー」なので、エネルギーが宿ったように、ちょっと傾けて矢のようなカタチになってて、その矢の指す方には、「♡(ラブ)」がある、というイメージで。
色は、オーガニックイメージで、シンプルにコンサバな黒で。女の子にも手に取りやすいような、都会的なイメージに仕上げました。
ホントは透明のラベルに白の印刷にしようと思ったんですが、みんなの「黒の方がいいんじゃない?」という声に負けて(苦笑)


そして、サンクトガーレンの岩本さんは、
まず最初に「渋谷の街を元気にしたい。」「マカを使いたい。」というのをうかがいまして、「マカ!?マカってどんなものなんだろう??」と思いながら、調べてみるととてもエネルギーにいい、女性には肌にいい……ホントかなあ?と思いつつ(笑)
マカは根っこなので、そのままマカの味にしたら、きっと美味しくないんじゃないかなあ、などと検討しているうちに「じゃあ、フルーツビールにしてみてはどうでしょう?」という意見があって、その時にビール女子の方から、フロリダのグレープフルーツが使えるという話を伺って、できたのがこのビールです。
グラスを振ってもらえるとわかりやすいですが、華やかにグレープフルーツの香りがします。飲んでいただくと、ほのかに根っこの味がします。それがマカの味になると思います。
軽快に飲んでいただけるビールになりました。グレープフルーツは、甘い方向ではなく、苦い方向を目指してみました。

とのこと。(※双方とも、発言は意訳です。)

発売は2015年4月28日(火)の「渋谷の日」より、宇田川カフェ系列を中心に一般発売開始されるそうです。
夜の渋谷を闊歩する前にぜひ。



【公式ホームページ】
宇田川カフェ
サンクトガーレン
LD&K

東京ビアウィーク
ビール女子


【蛇足】LD&Kと聞いて、cymbalsを聞き直しはじめたのはボクくらいでしょうね。


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