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すこーし北風のこそばゆい2016年2月27日(土)。
東京・代官山にあるSpring Valley Breweryさんで前日26日(金)より28日(日)まで開催されているという「第一回 寿司フェス」というイベントにお邪魔してきました。



このイベントは、

スプリングバレーブルワリー株式会社(社長 和田徹)は、クラフトブルワリー4社および回転寿司店3店、日本ビアジャーナリスト協会と協働して、寿司と日本のクラフトビールによる新たな和食文化の創造を目指すイベント「第1回 寿司フェス」を開催します。実施期間は2016年2月26日(金)から28日(日)の3日間で、会場は「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」(東京都渋谷区)です。(「キリンビール>~寿司と日本のクラフトビールによる新たな和食文化を創造~「寿司フェス」を初開催」より)

はて?「寿司と日本のクラフトビールによる新たな和食文化の創造を目指すイベント」??

巷で、たまーに「刺身とビールは合わないよね!」とゆーのを聞くことがありますが、その辺をどうにかしようと言う……もしくは検証してみよう!みたいなイベントのようです。

また、
日本が世界に誇る食文化である寿司業界において、近年回転寿司業態が人気を博しており、その成長に伴い「産地直送」や「職人による握り」「寿司とお酒の相性の訴求」など、様々な提案が行われるようになっています。

と、あるように、今回のお寿司は回転寿司屋さんにフォーカスされている様子。

近頃の回転寿司では、「安い・まずい」というイメージは払拭されてきている気がしますし、庶民的な企画で高感度。

今回参加された回転寿司屋さんは、「沖寿司(埼玉)、独楽寿司(神奈川)、三浦三崎港恵み(東京・渋谷)」(敬称略)という三店舗。

中でも独楽寿司さんは、「グローバル寿司チャレンジ2015」のチャンピオンとのことで、その力量も折り紙つきですね。



そしてボクも回転寿司大好きでよく行きますが、「回転寿司×クラフトビール」って体験したことないですよね。

当日は、趣向を凝らした寿司メニュー12種類と、寿司を引き立てるビール12種類を用意し、これまでにないペアリングの楽しさを体感していただきます。

と、ありますが「びーるとお寿司のペアリング」ってそもそも何でしょう?

多くの日本人にとって、お寿司に限らず、食間のびーるの役割って「食後に口の中をスッキリさせる」という役割がイメージされるんじゃないでしょうか?

お寿司の場合はアガリ(お茶)がその役割を果たしている訳で、お寿司を口に放り込んだのと同時にアガリを飲む方は少数派だと思います。
日本地ビール協会さん主催のビアコーディネーター講習では、「ビールと食材を同時に口の中に入れた時に起こる味の劇的な変化がマリアージュである」とされていましたが、正直なところ違和感がありました。(先述も書きましたが、びーると食べ物が同時に口の中にあることってそうそう無いと思いますし。)

対して(近年のクラフトビールブームで聞くところの)「ペアリング」は、味の変化ではなく、「相性」みたいなものだとボクは捉えています。
ざっくり言っちゃえば、「イングリッシュペールエールとフィッシュ&チップスは、なんか合うよね!」みたいな。

ま、個人的には、マリアージュでもペアリングでもお口スッキリでも、「うげぇ……合わねぇ……orz」とならない限りは割と美味しくいただけちゃう貧乏舌ではあるんですけどw


まあ美味しそう。(実際美味しかったですよ?)


さてさて、今回のイベントですが、最初に5枚綴りのチケットを1800円(2回目以降1500円)で購入して好きなびーる&お寿司と交換するシステム。
びーるは、小がチケット1枚、大が2枚。お寿司はネタにより1枚や2枚。

お気に入りのびーるとお寿司をどんな組み合わせでゲットするのか、戦略性が問われます。

そうそう、参加ブルワリーは、
石川酒造(東京)、木内酒造(茨城)、小西酒造(兵庫)、ヤッホーブルーイング(長野)、スプリングバレーブルワリー(東京)
の5社。

銘柄はこちらの16種類。

お寿司一覧とペアリング表。
会場での投票で、後ほど発表になるとか。


多くのびーるイベントは、「いろいろなびーるを楽しむ」に終止してしまうものが多い印象もありますが、こう様々なお寿司が連なっていると、普段食べないで飲みっぱなしでも平気なボクでも食べない訳にはいきません。(お寿司大好きだし。)

そーゆー意味でも、「両雄並び立つ」みたいなコンセプトのイベントは、とても満足感ありますね。

ばさし。

手前烏賊、奥は下画像にて。

Tsunaロール

炙りサバ。
(3カンで1チケット!個人的MIPです!)


ともあれ、会場にいらしていた皆さんも各々思いのままに楽しんでいるご様子でした。
主催側の方々も手応えはあったようで、第2回目の開催も一年待たない遠い日じゃないかもかも?(独自取材より。希望も込めて。)

今回参加されなかった方も次回のご参加を検討くださいませ。


太鼓の演舞もあったよ!






【公式ホームページ】Spring Valley Brewery

【蛇足】「Jazz Berry」と「ガリ」のマリアージュを楽しまれた方はどれだけいらっしゃいましたかねぇ?( ̄ー ̄)ニヤリ

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