【1st review in twitter】干し葡萄のような鼻の奥に届くやや酸っぱい香り。青苦い草のような味わいで舌にザラリと残るホップの重い苦味。やや紅茶っぽい爽やかさと古い洋書を開いた埃っぽさ。透明感のある液体で飲みやすい。
【追記】「枯れた味わい」と書くとイメージ悪いでしょうか。
「びーるはフレッシュなもの」というベクトルは確かに存在すると思いますし、古酒的なものが重宝されることもあるでしょう。
ですが、このIPAはそのどちらでもない方向に進んだ味わい。
ボクが想像できる中で、最もイングリッシュでノスタルジック。
華やかさとかつややかさとか、そーゆーものではなく、ガス灯が揺らめくロンドンに時間旅行しちゃった気分を味わえるような。
路地裏のアンティークショップとか、古い洋書を開いたような異国情緒の扉を開く一杯に感じました。
味わいとしては、ホップ感がメインですが、やはり華やかさやフレッシュ感、柑橘とは違う方向で、イングリッシュらしい紅茶っぽさ、苦み、渋みの方向性。
舌へのざらりとした埃っぽい粒子感があり、旨味・甘みなどとは遠い印象。
しかし、とてもクリアな液体で飲みにくさはあまり感じません。
飲みながら「これがIPAの原点の味なのかもしれない」と妄想してしまいました。
さて、公式ホームページでは、
An English-style India Pale Ale
EXPLORE INDIA PALE ALE
Inspired by classic IPAs of the past, Fuller’s India Pale Ale is a refreshing affair with spicy hop character. Like its 19th century predecessors, exported to the east, this pale ale too is destined for foreign shores.
India Pale Ale pours a pale amber colour and delivers earthy, hoppy aromas. On the palate, orange, character is followed by floral and spicy notes – leading on to a satisfying finish of mild bitterness. Great with a curry, India Pale Ale refreshes the palate while lending its own mild hint of spice.
(「公式>EXPLORE INDIA PALE ALE」より。)
英国スタイルのインドペールエール
インドペールエールの見どころ
過去の古典的なIPASに触発され、フラーインドペールエールは、スパイシーなホップの特徴を持つさわやかな事件です。東に輸出の19世紀の前任者と同様に、このペールエールはあまりにも外国の海岸のために運命づけられています。
インドペールエールは、淡い琥珀色を注ぐと素朴な、ホッピーな香りを実現します。口蓋、オレンジでは、文字はフローラルとスパイシーなノートが続いている - 穏やかな苦味の満足仕上げ上にリードします。スパイスの独自の穏やかなヒントを貸しながら、カレーとの相性抜群、インドペールエールは、味覚をリフレッシュします。[Google翻訳]
「Inspired by classic IPAs of the past」という序文をいただけただけで、ボクはもう本望ですね。
暑苦しく語ったのが報われた気がしましたw
これは、あまり口しないタイプのIPAだと思います。
なので、百聞は一飲に如かず。
飲む機会がありましたら、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。
絶対的な味覚としての意味で「美味いから飲め」とは言いません。
ですが、きっと共感していただける味であるはずですし、皆様のびーる愛が深まる一杯だと確信してお薦めします。
Bottle/Keg: 5.3%
【公式ホームページ】Fuller's
0 コメント:
コメントを投稿
comment here