【1st review in twitter】柑橘系の甘酸っぱい香り。酸味の強い舌触りでさっぱりと飲める。スッキリと滑らかだが味わいも濃くゆっくりと飲みたい。
【追記】そこそこ飲んだ後の〆の一杯でスッキリ飲めそうなこのびーるを注文しましたが、思いの外味わい深くてびっくりしました。
このblogでは紹介していませんでしたが、過去に何度も飲んでいて、極端に言えば「グループフルーツ的な酸味を味わえ、ごくごく飲めるびーる」という印象だったのですが、少し考えを改めました。
最初に飲んだ時から「グレープフルーツ感」は強く感じ、「これってグレープフルーツ使っているんですよね???」と聞いて「いいえ、ホップです。」と返されたのはいい思い出です。
さて、公式ホームページでは、
苦みや甘みやスパイスを加えてビールとしての味を目立たせる事は可能でしたが、日本人のプロダクトとして食事に合わせる事を考えるとビール一杯だけが主役となる事をさけようと考えました。そのため過度な香りや苦みを伴わないようににする事に。
ですのでこのビールにはスパイスを使わず、日本にて多く飲まれるビールと同じアルコール度も5%。その中で苦みも協調しすぎない。他のビールとの差別化などの視点からすると非常に難しい難題となりました。
まず、小麦では酸味がかすかにあらわれるため小麦麦芽を使う事にしました。あまりに苦みを強くすると小麦麦芽を使う意味もあまりないですし、先程書いた通りIPAや苦いブロンドビールと同じになってしまいます。しかしながらドライホッピングを行いました。それを聞いた方はIPAに近い物をを想像された方も多いかもしれません。しかしこのビールはIPAと違い苦みを強めるものではありません。新しいドライホッピング、発酵方法を取り入れています。口の中をスッと抜け、軽やかに香るためだけに大量のホップフラワーを投入しています。食を切るための苦みを求めるのではなく、だからこそ苦みを出すためのビタリングホップにも通常ビタリングに使わないホップを使用しています。まさに日本の繊細な美を消さないビールの美を表現するビールです。少しでも醸造を間違えば良さも何もないビールになってしまうような。
(「公式>初陣」より。)
あー、小麦麦芽使っているんですね。
これが軽快さのひと要因ですか。
この解説文を読んでみてもホップのお話が長く、ホップの印象が強いですが、IPAっぽさは薄く、日本人のイメージするびーるに近いかもしれません。
「まさに日本の繊細な美を消さないビールの美を表現するビールです。」とあるように、繊細なイメージは間違いないですね。
ごくごく飲んでしまうのもいいですが、あえてゆっくり飲んでみるのもオススメです。
【公式ホームページ】Rio Brewing & Co.,
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