大山Gビール「ヴァイエンホップ 1st / 2nd」（Daisen G Beer「Weihen Hop 1st / 2nd」）

大山Gビール「ヴァイエンホップ 1st / 2nd」（Daisen G Beer「Weihen Hop 1st / 2nd」）[2014.10.21]

【1st review in twitter】甘いマスカットのような香り。舌先に若干酸味のある刺激を感じつつ口に含むとトロっとした小麦粉っぽく少し甘く優しい液体が喉先でパッと花開くようにホップの香りが打ち上がる。打ち上げ花火のようなびーる。

【追記】「ヴァイエンってなんじゃろ？ヴァイツェンじゃないの？」と思いつつ、出て来たのを見て「やっぱヴァイツェンじゃね？」と飲んでみたら「ホッピーなヴァイツェン」でした。

これまで飲んだ「ホッピーなヴァイツェン」は、「ヴァイツェンにホップの香りを添加しました。」な印象でしたが、これは「ホップをヴァイツェンでコーティング」したような感覚。
常に全開のホップが暴れまくるのではなく、「最初にホップの香り　→　味はヴァイツェン　→　残り香は鮮烈にホップ」というイメージ。
これを感想では「打ち上げ花火」と表現していますね。


さて、公式ホームページでは、

今年もこの季節がやってきました。夏に摘んだ自家栽培生ホップをふんだんに使用した「ヴァイエンホップ（Weihen Hop）」が登場します。ヴァイエンはドイツ語で「愛情」「奉献」という意味で、大山で育ったホップを使ったビールをまた大山へ奉るという思いを込めていますが、この畑が元々「梅園」だったことも名前の由来です。（「公式＞今年も登場！自家栽培摘みたて生ホップを使った「ヴァイエンホップ（Weihen Hop）」」より。）

この記事はおそらく2013年のもので、今年2014年の記事は見つけられませんでした。
お店の方によると、この1stはシングルホップver.らしいです。

これが1stってことは2ndもあるわけで…

【1st review in twitter】大山Gビール ヴゥイエンホップ2nd。香りはあまり感じないまま口に運ぶとIPAのような苦味がギッュと舌先包む。その強い苦味を感じつつも小麦の柔らかさが中和するように優しい甘さがフォローする。

【追記】こちらはアメリカンIPAを彷彿とさせるホップの複雑な苦みが特徴的でした。その苦みを打ち消すかのように最後に訪れるヴァイツェンっぽい小麦の甘さのバランスが絶妙でしたね。

こちらは複数のホップを使用しているそうです。

「ホップの情報は、公式にも載ってるだろ…」と浮かれながらびーるを楽しんでいた過去の自分を恨めしく振り返っちゃいますが、皆様も飲む機会があれば飲み比べてみてください。（逃避）



【Amazon】大山Gビール

【公式ホームページ】大山Gビール


【蛇足】2014年の情報をネット検索していると、「ヴァイエンホップ」としてだけのネーミングで出回っているようで、「1」「2」と分けているところに出会ったのはラッキーだったのかもしれませんね。

ビアスタイルは不明ですが、なんとなくヴァイツェンにしておきます。