【1st review in twitter】パイナップルや柑橘系を思わせる香り。酸味と香辛料のような独特のクセある味わい。後味は花びらを口にしたような甘い粉っぽさが踊る。
【追記】セゾンというビアスタイルのびーるですね。
味の方は、ライトテイストでびーるっぽい苦みなどは薄いです。ある意味、酎ハイやカクテルのように感じる方もいらっしゃるかと。
香辛料(スパイス)的な味わいはセゾンの代名詞でもあると思うので、ボクとしては好き嫌いが分かれる要因じゃないかと思います。
今まで飲んだセゾンよりは、薄味…というより、すこし若くも感じました。
さて、公式ホームページでは、
ビアスタイル「セゾン」
新鮮な若い果実のようなアロマ。
そして、キリリと効いたホップの苦み。
ベルギーやフランスの季節限定ビールをルーツに持ち、
いま、クラフトビールシーンでも注目されている
「セゾン」と呼ばれるスタイルのビールです。
柑橘類を思わせるアメリカンホップとセゾン酵母の織り成す
フルーティで複雑な香り。そしてキリっとした苦み。
インターナショナル・ビアカップ2014で金賞を受賞した「僕ビール、君ビール。」
この秋、ローソンでお会いしましょう。
(「公式>僕ビール、君ビール。」より。)
また、ローソンのニュースリリースによると、
このたび発売するクラフトビール「僕ビール、君ビール。」は、新鮮な若い果実のような香りと、ホップによるキリッとした苦味を感じられる「セゾン」と呼ばれる種類のビールです。
近年、若い世代の方のビールを飲む機会が減っており、ビール離れの傾向がみられます。Pontaカードデータによると、20歳代のお客様の購入した酒類の中でビール・発泡酒は約2割で、40~50歳代の約6割と比べて少ないということがわかりました。
一方、原料や醸造方法にこだわり、販売地域や流通経路を限定した「クラフトビール」の人気が高まっています。原料のホップや醸造方法に由来する華やかな香りや、苦みや酸味が複雑に絡み合った個性的な味わいは、一般的なビールの苦手な若い世代にも支持されています。(「公式>ヤッホーブルーイング×ローソン「僕ビール、君ビール。」」より。)
「若者向けに造られた」製品とのことですが、その製品をセゾンで出すというのはちょっと意外でした。
確かに「ビールは苦いから…」という層にセゾンはフィットするかもしれませんね。
目新しさもあるのか、売り切れ続出なんてニュースも聞きますし、マーケティングとしても大成功なのではないでしょうか。
今後も定番となればいいですね。
【公式ホームページ】
■ヤッホーブルーイング
■ローソン
【蛇足】ちなみにビアスタイルガイドラインでは、
56.ベルジャンおよびフレンチスタイル・セゾン
このカテゴリーのビールは、ゴールドから濃いアンバーまでの色合いを持つ。風味の特徴については、地方や醸造所ごとに昔から大きな違いが見られるため、一概に規定することはできない。しかし、一般的にはボディがライトからミディアムの範囲。モルト・アロマのレベルも低く、ローないしミディアム・ロー。フルーティーなエステル・アロマが支配的で、口中では、ホップ、ハーブ、スパイス、ときにはクローヴ香、スモーク香などが渾然一体となってバランスよく感じられるものも多い。ブレタノマイセス系の野生酵母がもたらす
キャラクターも低レベルであればあってもよい。モルトのフレーバーも低いが、皆無ではなく全体のバランスをつくるうえで効果的な役割を果たしていなければならない。ホップの苦味は穏やかであるが、はっきりと感じとれるレベルをキープする。ハーブやスパイスについては、アロマ、フレーバーともにはっきりしていてもしていなくともよい。酸味は他のフレーバーと調和している限り、許される。ほのかに土臭いアロマもしくはカビ臭いアロマも、ビールのユニークな風味をつくるうえで好ましい役割を果たしているなら、肯定的に評価される。ダイアセチルは、不可。低温白濁、わずかな酵母の濁りは問題ない。ボトルコンディションしたものは、酵母から分泌されたフレーバーと豊かできめ細かな泡立ちが見られる。
このカテゴリーにエントリーするビールは、サービングの際に透明な上澄みだけをグラスに注ぐべきか、ボトルを振って酵母も一緒に注ぐべきかを、ボトルに明示することが求められる。
初期比重(プラート度):1.055− 1.080(14− 19.5)
(「ビアスタイル・ガイドライン 1208 - 日本地ビール協会」より。)
0 コメント:
コメントを投稿
comment here