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木内酒造「常陸野ネスト セゾン」(Kiuchishuzou「Hitachino Nest Season」)[2014.08.02]

【1st review in twitter】パイナップルのような酸味のある香り。胡椒のようなピリッと粉っぽいスパイシーな舌触りでスッキリと飲める。後味はウィートエールのようになめらかではありサッパリとする。

【追記】梅雨も開け、夏の暑さが感じられるようになるとセゾンが飲みたくなるのはボクだけでしょうか?

セゾンの定義と言うと、

56.ベルジャンおよびフレンチスタイル・セゾン
 このカテゴリーのビールは、ゴールドから濃いアンバーまでの色合いを持つ。風味の特徴については、地
方や醸造所ごとに昔から大きな違いが見られるため、一概に規定することはできない。しかし、一般的にはボ
ディがライトからミディアムの範囲。モルト・アロマのレベルも低く、ローないしミディアム・ロー。フルー
ティーなエステル・アロマが支配的で、口中では、ホップ、ハーブ、スパイス、ときにはクローヴ香、スモー
ク香などが渾然一体となってバランスよく感じられるものも多い。ブレタノマイセス系の野生酵母がもたらす
キャラクターも低レベルであればあってもよい。モルトのフレーバーも低いが、皆無ではなく全体のバランス
をつくるうえで効果的な役割を果たしていなければならない。ホップの苦味は穏やかであるが、はっきりと感
じとれるレベルをキープする。ハーブやスパイスについては、アロマ、フレーバーともにはっきりしていても
していなくともよい。酸味は他のフレーバーと調和している限り、許される。ほのかに土臭いアロマもしくは
カビ臭いアロマも、ビールのユニークな風味をつくるうえで好ましい役割を果たしているなら、肯定的に評価
される。ダイアセチルは、不可。低温白濁、わずかな酵母の濁りは問題ない。ボトルコンディションしたもの
は、酵母から分泌されたフレーバーと豊かできめ細かな泡立ちが見られる。
 このカテゴリーにエントリーするビールは、サービングの際に透明な上澄みだけをグラスに注ぐべきか、
ボトルを振って酵母も一緒に注ぐべきかを、ボトルに明示することが求められる。
初期比重(プラート度):1.055− 1.080(14− 19.5)
(「ビアスタイルガイドライン1208」より。)

一応全文引用しましたが、歴史などの観点から見ても、具体的に「こーゆーびーるですよ!」とは言えないスタイルの様子。

一般的には「起源はベルギーのワロン地方で、春から初夏の農繁期にお茶代わりとして飲むために、冬から春にかけて醸造したびーる」という感じで浸透しているでしょうか?

ボクの中ではなんとなく、梅雨〜夏の盛りあたりに飲むのが慣習化されてきている印象。

ベルギーの初夏周辺と、日本の梅雨明けくらいが近い気候とは思えませんので、日本のその時期に飲むにふさわしいびーるとも言い切れませんが。

さて、公式ホームページには記載がありませんでしたが、限定醸造だったのでしょうかね?



【公式ホームページ】木内酒造

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