【1st review in twitter】甘いサワーを想像して飲むと印象は桜餅。葉脈を噛んだエキスと、舌の上を抜けた後のモルト感、残り香のホップとほんのりした桜の甘い香り。全体的に重厚で1杯で3度は楽しいびーる。
【追記】飲む前に香ってみましたが「あまり桜っぽくなくない?」と疑問に感じつつ飲んだら葉っぱごと食べた桜餅…そんな印象でした。
全体的には濃厚なモルティ感があり、しっかりした味わいでしたが、のど越しがよく、舌の上で味わうような重さはのどではあまり感じなくなり、飲み終えるとホップと桜っぽい香りが残る…と、味の変化が面白かったです。
さて、公式ホームページでは、
「長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使った桜餅風味のビールです。長野県伊那市高遠の桜は「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれています。
通常、ビールは大麦麦芽を使用しますが、このビールには小麦麦芽を主原料に使用。小麦は大麦よりもタンパク質が多いため、柔らかく優しい口当たり。
ビールの苦味の基になるホップの使用は抑え、高遠の桜の花びらと葉で風味付けをしています。(使用しているのは桜茶などにも使われる食用のもの)」(「公式>さくら【春限定】」より。)
ほう。ボクが残り香のホップと感じてた部分は桜の葉だったのでしょうか?
それとも風味付けのホップだったのか…?
そして「桜茶」は、結婚式などで振る舞われる少し塩っぱいお茶ですね。
桜の花びらを塩漬けにしたものらしいです。
桜茶とい言うと、結納の控え室の記憶が蘇るのはボクだけでしょうか?
また、「葉脈のエキス〜」みたいに書きましたが、端的に言えば「なんとなく塩っぽかった」とも言えます。
確かに桜餅は塩っぱいですよね?
それは塩漬けしているらしいのですが、では何故わざわざ塩っぱくするのか。
「桜の葉は、塩漬けすることで芳香成分(クマリン)が強く出てきます。この桜の葉の香りを生かして、桜の葉の塩漬けを乾燥させ紅茶や緑茶・ほうじ茶にブレンドしたお茶も販売されて人気があるようです。」(「博多の塩>桜の葉の塩漬け」より。)
原料として使われた桜が、本当に塩漬け後のものかはわかりませんが、いずれこのあたりが「桜風味」ではなく「桜餅風味」なのかのヒントかもしれませんね。
【公式ホームページ】サンクトガーレン
0 コメント:
コメントを投稿
comment here