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コエド「セッションIPA」(COEDO「Session IPA」)[2014.05.08]

【1st review in twitter】マスカットのような爽やかなホップの香り。口に含むと意外なほどスッキリ…したのもつかの間、ジワリとモルト、すぐにホップの苦味へと変化する。

【追記】スッキリと軽い口当たりだが、モルトとホップの味わいがしっかり感じられるので楽しいびーるでした。

セッションというのは、本来定められている一定の基準(ビアスタイル)よりもアルコール度数を低めに造りましたよ、という意味。

「IPAの味は好きだけど、アルコール度数が少し高めなので気になっちゃう><。」って感じの需要にはもってこいですね。
特に日本人(アングロサクソン系の人種)は、比較的アルコールに弱いとされていますので、セッション系のびーるは需要があると思います。


さて、公式ホームページでは、

淡い黄金の液色と純白の泡にシトラスフルーツを思わせるアロマが華やかに香るセッション・IPA(India Pale Ale、インディア・ペール・エール)。ホップの魅力を存分に楽しめるよう、アメリカ産アロマホップを”ホップバースト”と呼ばれる手法により贅沢に投入し、搾りたてのグレープフルーツのようなジューシーなフレーバー、フレッシュなアロマを最大限引き出しています。低めのアルコール度数と洗練された苦味に、しっかりとしたフレーバーがありながらも、雑味やオフフレーバーを徹底的に抑える事により飲みやすい軽快でクリアな仕上がりになっています。グラスに注いだ時にふわりと香り漂うホップのアロマと初夏の爽やかな風をイメージした商品です。 今回はタル製品のみとなり、飲食店様での提供となります。どうぞおたのしみくださいませ。(「公式>2014年4月24日(木)出荷開始!数量限定シーズナルビール「Session IPA」発売のお知らせ」より。)

「軽快でクリア」ってのはピンときますね。
「素材の味を活かした」とか「スッキリ飲める」ってのはこのびーるくらいの基準でお願いしたいところです。

また、気になるのは「ホップバースト」という手法。

あるブルワーは考えました。
「もっともっとホップのアロマを強くしたい。でもこれ以上苦味は増やしたくない。」
煮沸の終了間際にホップを投入したとしても、多少α酸は異性化され、苦味が出てしまいます。
しかしアロマをより強くするためにはホップをもっと投入するしかない。
導き出された答えは

「煮沸前半のホップを減らし、後半のホップを増やす。」

これがどんどん極端になってゆき、しまいには煮沸前半には全くホップを加えず
終了間際に大量のアロマホップを投入して、望みの苦味と強力なホップフレーバーとアロマを得るという手法が編み出されたのです。
これはHop Burstingと呼ばれる手法です。(「TRANSPORTER>日々考えていること ホップについて その2」より。)

「煮沸終了間際にホップを投入する手法がドライホッピングである」みたいなことを聞いた事がありますが、ホップバーストってのはそれよりもタイミングが遅いんでしょうかね?
リンク先を読むと、なんとなく量とか、他の要素も違いそうですが、今のボクの醸造知識では何が違うのかさっぱりです。

ちなみにドライホッピングに関しては、「ベアレン醸造所「Dry Hopping Classic」」の回でも少しだけ触れていましたが、改めて読んでみてもあやふやでしたw

なんにせよ、美味しいびーるをありがとうございます。

限定醸造の予定だったらしいですが、けっこーな人気により継続して生産されるほうこうだとか?
公式でのアナウンスは探せませんでした(2014.08.25現在)が、実現したら嬉しいですね。



【公式ホームページ】COEDO

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